登山をしていると、フィックスロープの無いちょっとした岩を登り降りする場面が多々でてきたり、フィックスロープや鎖場などが出てくるときも多々あると思います。
そんな時に怖い思いをしたり、危険な場面に遭遇された方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
この講習会では、穂高岳、剣岳などの岩稜地帯や一般登山道の痩せ尾根、小さな岩場などの危険地帯を通過する際に必要最低限の装備で安全確保をして危険地帯を通過する方法を学んでいただきます。
この技術を身につけていれば危険地帯での安全度が飛躍的に高まることとなります。
大がかりなクライミング用品を使用することなく、コンパクトに収納できる8mm×20mザイル、シュリンゲ数本、カラビナ数枚を使い安全確保することにより、危険地帯を行動中の不注意による滑落事故を未然に防ぐことができます。
少しの時間を惜しんで安全確保を怠り危険地帯を行動したために、ほんのささいなミスで致命的な滑落事故を起こす可能性があります。
特に、岩稜地帯を歩きなれていない方や急な鎖場などの通過に不安を抱えている方にはお勧めの講習内容です。
今回の技術は、少し練習すればセットするのにさほど時間はかかりませんので、確実に安全確保をし安全登山をするためにもぜひとも身に着けていただきたい技術です。
【 日程 】
下記の予定表をご覧になってご希望の日程でご相談ください。
【 場所 】
丹沢/広沢寺の岩場 又は 神奈川県清川村の山域
【 料 金 】
1万8千円 (レンタルクライミングシューズで体験クライミングも実施します。)
※ 講習会は最大定員4名の少人数で集中して実施します。交代の待ち時間が少ないので短時間で集中して練習
ることができるため、濃い内容の練習をすることができます。
平日をご希望されるとマンツーマンで練習できる可能性が大きいので時間の取れる方は平日をお勧めします。。
※ ヘルメット、ハーネスその他の装備は無料レンタルがありますので手ぶらで参加できます。
保険は含まれておりませんので、申込書にリンクしている保険を参考にして必要な場合には各自でご加入ください。
【 内 容 】
1 岩稜地帯を安全に通過するための技術
(1)登山靴を履いて、簡単な岩場でのクライミング、クライムダウンの練習。
(2)岩に対して正しい靴の置き方。
(3)簡単な岩場を登るための正しいクライミングフォーム。
(4)岩場を安定して下るための正しいフォーム、注意事項。
※ ハーネス、ザイルを使って安全確保し、登山靴で簡単な岩場を登り降りしていただきます。
2 ハーネスを使用せずにシュリンゲを使った簡易ハーネスの作成方法。
(1)腰のハーネス作成
(2)胸のハーネス作成
3 危険個所を安全確保して登り降りする方法。
(1)縦方向(登り、降り)での安全確保方法。
(2)横方向(トラバース)での安全確保方法。
4 危険個所を安全に通過するためのフィックスロープの張り方。
5 お助け紐の使用方法。
2017.03.10開催の講習会 2017.10.09開催の講習会 2018.04.01開催の講習会
【 送 迎 】小田急線愛甲石田駅より送迎を希望する方はお問い合わせください。
※ 講習時間によっては迎えしかできない場合、送迎ともできない場合もありますのでご了承ください。
【 集 合 】
(現地集合)広沢寺温泉横のトイレのある広い駐車場
午前の部 09:00
本厚木駅よりバスで七沢温泉入口、または広沢寺温泉入口で下車。徒歩で広沢寺温泉入口の駐車場まで約15分。
【 実施人数 】
1名~4名
【 準備物件 】
昼食、飲み物。
ご自分のハーネス、ヘルメットなどを使用したい方は持参してください。
【 キャンセル規定 】
(前日) 料金の50%
(当日) 料金の100%
(無連絡キャンセル) 料金の100%
【 申込み 】